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人間関係が良い職場というと、笑顔が溢れて、皆和気藹々としており、気さくで楽しそうな雰囲気を想像するかもしれません。

だけど、職場というのは、他の人間関係とはちょっと違います。楽しそうな職場だから人間関係が良いかと言うと、そうとは限らないものなのです。

職場で最も大切なのは、仕事。本当に人間関係が良い職場とは、この仕事と言う共通の目的のために、皆が惜しむことなく協力関係にあります。

その上で、仕事だと完全に割り切ることなく、職場の人たちは人間味に溢れていて、ふとした瞬間に仕事以外の顔を見せてくれます。

普段は仕事を効率良く正確に、そして成果を出すために取り組んでいるので、就業中はそれぞれが仕事に打ち込んでいて、プライベートな会話がないので冷たい印象を受けるかもしれません。

しかし、これはお互いに仕事の邪魔にならないようにという気遣いなのです。

だからと言って、就業時間ずっと誰も無駄話を一言も口にすることがないわけではありません。就業中でも、仕事が一段落着くと、ホッと一息つきたくなりますよね。

人間関係が良好な職場では、そういった相手の空気を察して、自分も同じタイミングで一息つき、ちょっとした会話でリフレッシュをします。

そして、ダラダラと長引かせる事なく、サッと切り替えて、また仕事に打ち込むのです。

人間関係が良い職場は、それぞれが自分の役割をきっちりとこなし、仕事全体を見通して、お互いフォローし合っています。仕事の連絡や相談を怠ることなく、皆が情報を共有して、あらゆる場面にも対応できるようにしているのです。

このような良好な職場の雰囲気をどう見分けるかにはポイントがあります。

それは、電話です。職場にはたくさんの電話がかかってきますよね。

人間関係が良好な職場では、電話のベルがなったら必ず誰かがすぐに対応します。電話番はどこの会社も新人が率先して行う役割ではありますが、必ずすぐに電話に出れるとは限りませんよね。

既に電話対応中かもしれませんし、席を外していることもあります。

人間関係が良い職場では「電話は新人か、いなければ別の誰かが取れば良い」という他力本願な姿勢はなく、電話のベルがなって出る人がいなければ自分が即座にとろうという人が多いのです。

そして、かかってきた電話を取り次ぐ時にも特徴があります。電話をとった人と、受け継いだ人が、しっかり目線を合わせています。

このやりとりだけでも、「相手にわかりやすくしよう」という気持ちと「受け継いでくれてありがとう」という気持ちが、行動に表れているのです。

人間関係が良好な職場では、とにかく職場の人とコミュニケーションをとることに手を抜きません。そして、誰もが行動に誠意があります。

険のある表情をしている人が少なく、パソコンに向かう時は無表情でも、人と接する時は笑顔だったり、柔らかな表情をしています。

なので、パッと見ると静かで冷たい雰囲気に思うかもしれませんが、良く観察すると暖かみを感じることができるでしょう。

職場は学校とは根本的に違います。ワイワイガヤガヤと楽しそうだからと言って、必ずしも職場の人間関係が良いとは限らないのです。

注目すべきは、仕事に取り組む姿勢。皆が真剣に仕事と向かい合っている雰囲気を感じたら、その職場の人間関係は良好な可能性が高いです。